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2025.01
株式会社カレッジ10期目のはじまりに選手生命おわりの危機?!
株式会社カレッジ設立記念日
1月4日は学習塾カレッジを運営する株式会社カレッジの設立記念日。
なんと株式会社カレッジは10期目に突入しました!
あまりにも早すぎて、高速道路の車間距離確認標識を見て50mもある??って思っちゃうくらいにわかには信じがたいけど事実です。
何もなかったカレッジがどんどん変わっていくさまは、感慨深いものがあります。
僕も変わってしまいました。
(左:高校時代の西川/右:現在の西川)
2016年5月(6月分)の月謝データ
学習塾カレッジの月謝は岡崎信用金庫の口座からの自動振替とさせていただいています。
おかしんのシステムは、過去の自動振替のデータは15件までしか残しておけませんので、16件目以降は、過去のものを削除していく必要があります。
当然これまで毎月のように古いものから削除を行ってきたのですが、1つだけずっと残している自動振替データがあります。
2016年5月(6月分)の月謝データです。
それは、同年4月に開塾したカレッジの第1回目の月謝引き落としでした。
8家庭11名がカレッジの開塾時の生徒。
その月謝総額は15万2810円。
カレッジのある建物の家賃を下回るこの月謝収入は、決して順調なスタートとは言えません。
これを残しているのは、徳川家康の三方ヶ原戦役画と同じような理由です。
三方ヶ原での武田信玄との合戦にボロ負けした徳川家康は、浜松城に逃げ帰った時の姿を慢心の自戒のため生涯持ち続けたと伝えられています。
授業が終わると自転車に乗ってポスティングに出かけ、自分の報酬(給料)は半年以上なし。不足する費用を少しでも補うため、お盆休校や年末年始休校の間は宅配のアルバイトをしました。
1期目は、経営的にはとても苦しかったけれど、「懸命」の文字通り、命をかけて走り続けていました。
15万2810円を支払ってくださった最初の生徒ご家庭への感謝。そして、初心を決して忘れず、慢心することのないように、僕はこの数値を毎月見ては数分間、あのころを思い出しています。
年末年始、選手生命の危機が訪れる。
この年末、僕は北海道へ家族旅行に出かけていました。
新千歳空港はところどころに青空が見える素晴らしい天気でしたが、札幌、目的地の小樽へと進むにつれてかなり雪が降ってきました。
それにしても北海道の電車はたくましいです。愛知県でこんな雪が降ったら全線運休になるんじゃないかと思われる積もり方をしていても普通に走っていました。
僕は11月に札幌の塾の先生にお招きいただいたときに、北海道での冬靴の話を聞いていて、帰る日に札幌駅の靴屋さんで「これは雪山行く人でも使ってますよ。まずスベらないです」と店員さんに勧められた3万円もする冬靴を履いてきていましたが、家族の女子たちは普通のおしゃれ靴でしたので、小樽駅の近くのドン・キホーテで冬靴を買いました。
その後、雪が降る中を歩いていると、突然「はうっ」という衝撃が背中を突き抜けました。
うっすら雪が積もっていて気付かなかったのですが、どうやらその下に氷のかたまりがあり、転倒してしまったのです。
雪山行く人でも使っているスベらない3万円はゆっくり歩いていた僕を一時呼吸困難になるほどの強打で背中に氷の鉄槌をくらわせ、雪が嬉しくて走り回っている女子たちのドン・キホーテは、この旅の間、ずっとその笑顔を守り続けてくれました。
靴を履くたびに「雪山行く人でも使っているスベらない3万円」と心の中で(自分の不注意のせいなんですけど笑)靴屋のおにいさんにちょっとおこです。マクドナルドのドライブスルーで、50円プラスしてポテトをLサイズで注文したのに、箱だけLで内容量がMだったときくらいの笑えるおこです😂
しかし、笑えなくなったのは翌日からです。
まさにスラムダンクの描写にあるように「ビキッ」っと背中に激痛が走るようになりました。
その痛みは日に日に激しさを増していきます。
帰りの飛行機では、座席に寄りかかることができず、ずっと前傾姿勢でした。その様子を少し離れた座席から見ていた次女が「飛行機の中で誰よりも真剣にテレビを見てる人みたいだった」とイジってきました😂
しかし、笑えなくなったのは翌日からです。(2回目)
もはや一度寝転がると、自力で起き上がることができません。トイレに行きたくてベッドから起き上がるのに30分くらいかかり、本当におもらしする寸前で、小学校のとき以来40年ぶりくらいに下半身の蛇口をむぎゅっと握って決壊しない努力をしました。
その痛みは、かつて尿管結石で激痛に喘いだときを彷彿とさせるものでした。
選手生命、おわり・・・・?
家族に支えてもらわなければ立ち上がることもできない自分に本気でそんな不安を感じました。
旅行から帰った翌日の朝、休日診療の病院に行ってレントゲンを撮ってもらったのですが骨に異常はないとのことで痛み止めとシップをもらいました。それでもやはり横になると途轍もない激痛が波のように襲ってくることから、深夜でしたが市民病院でもう一度診察してもらいました。
ここでもはやりレントゲンを見る限り骨に異常は見られないとのことでした。朝処方された薬が効かないと伝えると「これ以上強い痛み止めはないですよ」と言われましたが、一種類薬を追加してくれました。6日の午前中に専門医に診てもらうことになっています。
薬のおかげかすこしずつよくなっている気もするので6日からの授業はバリバリにいつもどおりの授業をできると思います。でも、「先生いまよわいぞ!」とタックルするのは本当に禁止です。
こうして、支えがなければ僕一人では立つこともできない状態は、今のカレッジみたいだなと思いました。
ちひろ先生、のりこ先生、うかい先生、たけだ先生、なかはら先生、みく先生、そしてアルバイトの講師の先生たち。
10年目を迎え、生徒も170人近くになり徹個や英語、速読・プログラミングなどコースも増え、カレッジは多くの人の支えによって成り立っていることをしみじみと感じます。
ありがとう先生たち。
そして、生徒保護者の皆さま本当にありがとうございます。
学習塾カレッジは10年目も、いっそう皆さまの信頼とご期待にこたえるべく誠実に塾道に励んでまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
それではまた。
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