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2024.06
時事問題で「水原一平」と答えさせる問題を出すアホ教師どもよく聞け。
実は先月から、Xを始めました。
僕をよく知る人からしてみると、僕がXを始めるというのはけっこう驚きの展開で、認証マークがつく前はLINEで「これ西川さん本人ですか?」と質問されたくらいです。笑
安心してください。投資を呼びかけるなりすまし詐欺ではありませんし、もし万が一そんななりすましが今後現れたとしても、僕の投資の呼びかけなんて信じてはいけませんよ?😝
(個人のFacebook投稿より😝)
ぜったい向いてないから笑
時事問題で「水原一平」と答えさせるアホ教師
さて、始めたばかりのXですので、まだほんのわずかな接点しか持てていませんが、個人的にいつもとても目を引くポスト(ツイート)をされている方がいます。
教育問題に関するニュースなども引用してポストしてくれますし、それぞれについてのコメントも共感できるものだったたり新しい視点をもらえたりして、すごく楽しみです。
そんな犬童先生が、先日こんなポストを投稿されていました。(犬童先生にOKをもらったのでそのまま貼り付けます。)
そこに付けられていた画像(実際の問題)がこちらです。
(2)ですね。
犬童先生にDMで聞いたのですが、確認できた4校中3校(同一中他学年含む/担当者は別)で「水原一平」を答えさせているそうです。
これにはかなり首をかしげます。
有名人とはいえ、そして本人が罪を認めているとはいえ、まだ最終的な刑が確定する前(裁判中)の被疑者の個人名を答えさせるというのはいかがなものでしょうか。
そして、大きな過ちを犯してしまったとはいえ「水原一平」という個人を記憶させることにどのような教育的意義があるのでしょうか。
いえ、まったくないでしょう。
百歩譲って、子どもたちがそのニュースを知っていることで違法賭博に手を染めることがないようにという教育的意義を持たせたかったとしても、個人名を答えさせる理由には結びつきません。
「時事問題」は、教科書の内容を問う問題ではないからこそ、その問題を選ぶ先生の「意図」があるべきものだと思っています。
以下は、僕が前回のブログで書いた一部分です。
時事問題も、授業のプリントを作るときと同様にさまざまな思考がある。世界的大企業はともかく、一企業の不祥事などは出題されにくい。個人の犯罪も同じでどこに関係者がいるか分からない事件を出題することを学校の先生は回避するはずだからだ。
そして、世界地理をやっている時期ならば世界の情勢、歴史をやっているならばその時代の発掘や新発見に関連するニュースなどを出題する可能性は高い。そんなふうに過去の出題問題や先生の思考を先生の立場になって考察し選んでいるし、それらが見事出題されたときの生徒たちの喜ぶ顔を想像しながら生み出すのが僕の作るプリントだ。
事実、うちの塾生の多くが通う愛教大附属岡崎中の社会の先生が出す時事問題はそうした「意図」を感じます。
世界のどこかで起きた災害や戦争、疫病も、自分には関係ないことだと思ってほしくないし、SNSの詐欺広告のニュースなどから自身を守る思考につながってほしいと思う。為替の話や資産運用の話、ポイ活みたいな話も、近い未来で子どもたちの生活の中で関係してくるであろう内容を知っておいてほしい。
全てではなくても、そうして「このニュースを子どもたちには知ってほしい」という視点を持って選ぶから「出題者の思い」のこもった教育的意義のある出題になるのではないでしょうか。
それが、この「水原一平」と答えさせる問題にはない。
そもそもニュースを見ていなくても、YouTubeかTiktokを見ていればできる問題ばかり。
僕からしてみると、この教師たちもYouTubeかTiktokしか見ていないのかと思えてくる。
何より、学校のテストで「水原一平」を乱発するこれらアホ教師たちの出題は、犯罪者の社会復帰を阻害させる行為だとまで思えるのだ。
犯罪者の社会復帰
ギャンブル依存症という病気を克服し、この大きな裏切りと過ちを償ったのち、彼もいつか社会復帰するでしょうし、してほしいと思います。
学校の教師が話題性と子どもウケを狙い出題した軽はずみな問題が、個人名まではあまり知らなかった生徒たちにまで浸透させ、いつかどこかで出会うかもしれない「水原一平」という人物を色眼鏡で見させてしまうことは、彼の社会復帰をあたたかく迎える社会と言えるのでしょうか。
ただでさえ有名人です。社会的制裁は現段階でも重く受けているでしょうし、事件発覚の直前には図らずも彼の奥さんも、大谷夫妻と共に、世界に写真が公開されています。
僕は性犯罪者や殺人犯の社会復帰には全く寛容になれませんが、彼の場合はどうでしょう。
前提として、犯罪は犯罪です。
しかし、お金のない人からなけなしの財産を盗んだわけではありません。人を殺したわけでもありません。
だから許されるということではありませんが、病気が原因で自らを律することができなくなってしまった人が、その病を治療し社会復帰を目指したとき、迎え入れる社会がそれを忌避する社会ならば、彼はやはり闇の世界で生きていくしかなくなるのではないでしょうか。
第一の彼の人生を殺したのは彼自身です。でも、第二の彼の人生を殺したのは社会。
そんな社会であってはならないと教えるのが学校の教師の役目ではないでしょうか。
こんな問題を出すZ世代のアホ教師どもよく聞け。
叱らない、生徒とはお友達のような関係を育む。一部の保護者の過剰クレームに屈して、志ある教師を押さえ込み、指導すべきことも指導しない。テストの問題すら子どもたちに迎合したワイドショー問題。
学級崩壊、学校崩壊を招いたのはそういう体質であることに気づいているなら、まだアホではないかもしれない。Xで愚痴ばっかりこぼしてないで、学校という巨大組織、心が折れたじーさんたちに立ち向かえ。
愚痴軍団集めればかなりの数になるはず!😅フクザツ・・・
時事問題を出さない学校
なお、前出の愛教大附属岡崎中を除き、少なくとも当塾に通っている市内の中学校複数においては時事問題を出題していない。(もちろん塾生が在籍している中学・学年限定の状況ではあるが。)
教科書外の出題だからこそ、もしかしたら今回僕がしたような批判も過去にどこからかあって、出題を控えているのかもしれません。(見当違いの予想の可能性大)
でも、仮にそうした批判があったとしても、それは時事問題を出題することを批判されたのではないのではないでしょうか。
先生が子どもたちに知ってほしい、知る価値があると思えるニュースを扱い、その問題を選んだ理由を語れるのであれば、批判されてもむしろその批判を論破できるにちがいないと思いますし、ニュースは中高生にこそやはり触れてほしいものだと僕は思います。
ただ、僕たち塾の講師は、先生たちの問題をよく見ています。まして、先生が独自に選ぶこうした問題は、先生方のセンスもちら見しています。(えらそうですみません🙇)
批判や非難は実名ですべき
僕は「匿名」がとにかく性に合いません。
特に、批判や非難をする場合は実名で、その反論や諸々のブーメランに応じる覚悟と責任を持ってするべきだと考えています。(もちろん今回の僕の攻撃的な言葉選びもその覚悟の上で書いています。「お前もそんなに個人名何度も書くなよ、お前こそアホだろ」とか。)
名乗らないからこそできる批判もあることは承知していますが、今後の人間関係や組織の中の立場などと隔てた距離にいる場合、そこからの批判や非難を、姿を見せず、名も名乗らずに行うのは、闇の中で姿を見せずに暴行を加えているのと同じようなものだと感じます。
これが蔓延している旧ツイッターを僕が避けてきた理由です。
しかし、イーロン・マスク氏がツイッターを買収し、さまざまな改善を行っている(賛否あり)ような気がしたので、ひっそりアカウントを作ってみたのでした。
(昔、閲覧用に1つアカウントを持っていましたが、放置期間が長すぎてログインできないので前のアカウントをフォローしてくださっていた皆さんすみません。どうなったか不明です。たしか、ジャイアンのイラストのアイコンだったと思います。)
認証アカウントにすると、字数制限も大幅に拡大されるので、もうThreads(スレッズ)やめようかなと思っているくらいです😝
匿名ヤフコメ民からのメールにお付き合い
先日、カレッジのメールフォームに「記事の内容に誤りがあります」(小2)さん😝から、以下のメールが届きました。
住所とメアドもテキトーだろうけど、実在はしているようなので勝手に使われた誰かに迷惑がかかるといけないので黒塗りにしてあります。
下記の記事ですが、適当なこと書かないでください。
外来生物法では、ウシガエルの飼育、生きたままの運搬、放流、譲渡などが原則禁止されています。
教育者がよく調べもせず、情報発信してはいけません。
https://3q-courage.co.jp/essayblog/295.html
指摘の記事の中で、僕が書いた出来事はこうである。
・子どもと一緒に川に出かけ、大きなオタマジャクシを見つけた。
・めずらしい生き物だったので、家に持ち帰って育てていた。
・成長していく姿から、それがウシガエルであることが分かった。
・調べるとウシガエルの飼育や放流は法律で禁止されていることを知った。
・県の自然環境課に電話で問い合わせ対処方法を聞いた。
・元いた川に戻すことの許可を得て放流した。
外来生物法のことも記事の中で触れているし、役所に問い合わせて対応の指示を仰ぎ行動したことも書いてある。
この実話を書いた記事の中の何をもって「適当なことを書かないでください。」と言っているのか。(おまえの入力した名前や電話のほうがテキトーだろうというツッコミは置いておき😝)実際にわが子たちと経験した事実を否定される謂われはない。
君がお勉強を始めた(?)法学の教科書には、それを禁止することが書かれていたとしても、現実は法律を超えていろいろなことが起きているものです。ネットにかじりついていないで、君も外に出ていろいろ体験してみるともっと見識を広げることができると思います。
「教育者がよく調べもせず情報発信してはいけません。」とのたまう君に「名乗ることもできないカオナシが全文読みもせず偉そうに発信してはいけません。」という返信を捧げます。
タイトルだけ見てコメントするヤフコメ民と思われたくないなら、わざわざHPからメールを探してフォームに架空の入力して送信する手間をかけた時間を、記事を最後まで読む時間に使ってもらえたらと思います。
ちなみに、僕はこのブログで「エッセイ」を書いているのであって「論文」を書いているのではありません。
(「レポート・論文の書き方入門」第4版・河野哲也著)
あなたには、ぜひ下の本を読んでいただけたらと思います。
僕もまだまだ勉強中の身で、過去にも現在にも「教育者」と名乗ったことはありませんが、年を重ねるごとに増す向学心に、近々行動に移そうかと考えています。お互い学びを深めていきましょう、だれだか知りませんが。
LINE「塾長とおしゃべり」停止
また、このブログの更新通知LINEで僕と1:1トークができるようになっていましたが、今は停止しています。
丁寧語すら使えない中高生、スタンプを連打してくるバカ、円周率を全部教えてとか言ってくるアホ。勉強のアドバイスを求められたので学年を聞くと「個人情報なので」と言うおりこうさん。
LINE上であっても、直接会ってなら言わないことしないことはしない。そんな最低限のマナーも守れない君たちの相手をしているほど暇ではない。
上のヤフコメみたいに変なメール送ったら、こうしてブログで扱うかも?みたいないたずらがよぎったとしても、無視しますので期待には添えません。
というわけで、きちんと利用してくださっていた皆さまには大変申し訳ありませんが、ご理解いただけたらと思います。
それではまた。
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