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エッセイ「教科書が教えないリアル」

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うちの子はカレッジに通ってる、「ゆりママ」さんの場合。 | 学習塾カレッジ塾長 エッセイブログ

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2018.12

うちの子はカレッジに通ってる、「ゆりママ」さんの場合。

開塾して2年と8か月が経った2018年12月9日。

 

 

学習塾カレッジは、9つのすべての学年が満席となりました!ヽ(^o^)丿

 

もちろんこれは永遠に続くものではなく、ほんの数日のうちにどこかの学年に「残席1」という表示がつくこともあるかもしれません。

それでも、カレッジ史上初めて、全学年満席となった記念日として記録をさせてください。

 

入りたくても入れない塾

 

2017年1月、開塾して初めて迎えた新年の塾生保護者向け通信(内部向け通信)で、僕は以下のような宣言をしていました。

 

学習塾カレッジが開塾して9か月、おかげさまで新年度入塾予約の方を含めると全学年合わせて60名近い生徒にご通塾いただける塾となりました。

お問い合わせの状況などから、3月スタート時にはさらにたくさんの新入塾生を迎えることができそうです。

これも、塾生・保護者の皆様にカレッジを評価し期待していただけている結果と、感謝とともに責任を重く受け止めております。

 

しかし、カレッジはその責任の重さにつぶされることはありません。

むしろ、そのご期待に、ご期待以上のものを提供することで、小さくとも「最高の塾」と言っていただける塾にしてまいります。

 

目標は、数年のうちに「全学年満席」です。

入りたくてもなかなか入れない塾と噂される塾にします。

 

そして、そんな塾に通塾している生徒や保護者の皆様に誇りを感じていただけるような最高に満足度の高い塾にしていきます。

 

これが、学習塾カレッジとしての目標であり挑戦の宣言です。

 

 

ここには「新年度入塾予約を含めると全学年合わせて60名近い」と書いてありますが、入塾予約を含めないと全学年合わせても「25名」でした。

その25名が別々の曜日に来ますから、お世辞にもにぎわっている塾とは言えない状態です。

 

当時この宣言を聞いた塾生や保護者の皆さんは、もしかしたら「う…うん。がんばって」という何とも言えない受け止め方をされた方もいたかもしれません。苦笑

 

 

開業1年目で倒産しかける。

 

塾や予備校で長年教鞭をとり、生徒や保護者からの信頼を集めていた塾の先生が独立する場合、比較的よく聞く話がその塾の近所で塾を開業するというケースです。

 

良い塾のいい先生であれば「評判」が生きていますので、比較的早期に生徒を獲得することができます。

当然、古巣とのトラブルはセットになってくっついてきますが。苦笑

 

僕は、前職の塾のエリア外で開業する道を選びました。

いちおうの筋は通したわけですが、はっきり言って死にかけました。苦笑

 

開業直後はトラブルの連続でした。

2年以上にわたって練ってきた構想をひっくり返さざるを得ないような出来事もありました。

 

毎日が試行錯誤。

変化を恐れず、実行しては修正をくりかえし、「必要とされる塾」の姿を模索しました。

 

どんなに強い逆風も、向きを変えれば追い風になる。

そんな思いで走り続けましたが、月々の売上は物件の家賃をも下回り、資金はどんどんなくなっていきました。

 

スタートして間もないころは、ある業者さんに「非受験で小学生を集めるのは難しいですよ。特に低学年は厳しいと思います」と何度も言われました。

それが塾業界の常識だったのです。

 

でも僕は、低学年からしっかり学習習慣作りをすることの重要性を信じて疑いませんでした。

そして、たくさんの中学生に接してきて、勉強に苦戦している子の多くはそのつまづきの原因が小学校時代にあることを痛感していました。

 

だから、小学生のうちにしっかり学力の土台をかためることは、その子の未来にとって確実にプラスになると確信していたのです。

 

それが普及しないのは、低学年にも本気の塾がないからだ。

だからうちが、小1からめちゃめちゃ本気の塾をやるんだ。

 

そんな思いに共感して、カレッジの扉を叩いてくれるご家庭は必ずいるはずだと強く信じていました。

 

 

結果、カレッジは業界の常識をひっくり返し、2年目の終わりに、小学部は全学年満席となりました。

 

しかし、その道のりは決して平たんなものではありませんでした。

 

 

先生は恥ずかしくないの?

 

1年目の夏前のことです。

一人の男の子が僕に言いました。

 

まわりの塾はたくさん生徒いるのに、カレッジはこれだけしかいなくて、先生は恥ずかしくないの?

 

もちろん悪意をもって放たれた言葉ではなかったと思います。

しかし、数年たった今もこうしてはっきり覚えていられるくらい、僕にとってはつらい一言でした。

 

正直思ってもみなかった言葉だったのです。

 

やがてはたくさんの子たちが通う塾にしていくぞという気持ちでやっていましたし、何より、僕自身は子どもたちと一緒に成長していく塾の姿を楽しんでいました。

ですから、僕は生徒が少ないことを恥ずかしいなんて思ったことは本当に微塵たりともなかったのです。

 

でもそれは僕だけの自己満足だったのかもしれないと思えました。

 

 

僕は恥ずかしくなくても、生徒が数人しかいない塾に通うことは、この子たちにとっては恥ずかしいことなのかもしれない。

 

近くには、名の知れたブランド塾がたくさんある。

友だちはみんな有名塾に通ってるけど、自分はだれも知らない小さな塾に通ってる。

 

 

僕は、通っている塾生も、通わせている保護者の皆さんも、みんながカレッジに通っていることを誇りに思うような塾にしなければならないと、より強く思いました。

 

 

うちの子はカレッジに通ってる。


「ゆりママ」さんの場合。

 

今年度にいたっては新聞折込もポスティングもおこなっていませんので、認知度はそれほど大きくなったわけではないかもしれません。

 

それでも、多くの皆さんにHPを訪問していただくようになり、開業当初は1日50あったら良いほうだったPV数(閲覧数)も、今では1日1000前後をウロウロするようになりました。(ブログの更新頻度低すぎてすみません汗)

 

 

たくさんの人に気にしていただけるのは嬉しいことです。

ある遠方の方が「毎週新幹線に乗せてでも通わせたい」と言ってくださったことがありました。

リップサービスだと思いますが、多くの人が通いたがってくださることは、僕にとっては塾生や保護者の皆さんに伝えたいことのかなり上位にくることです。

 

通わせたいけど満席で入れない。

通わせたいけど物理的に遠くて通えない。

 

そんな「だれもが通えるわけではない塾」にお子さんを通わせることができていることを、控えめな自慢としてお茶会で話していただきたいです。笑笑

 

— — —

 

<例> とあるママ友たちのお茶会。

 

わたしは さとみ。

 

いつからだろう。「さとみ」という名前は「ゆりちゃんママ」という名前に変わった。

 

でも別にいやじゃない。

わたしはゆりからたくさんの幸せをもらってる。

ゆりのためにできることはなんだってしてあげるつもりだ。

 

今日はゆりのクラスのママ友たちとカフェで紅茶を飲みながらおしゃべりする日。

 

みんな仲がいい。

人見知りのわたしでも居心地が悪いと感じたことはほとんどない。

 

ママたちの話題はやっぱり習い事のことが多い。

 

 

「ねえ、ゆりちゃんママ。ゆりちゃんはどこの塾に通ってるの?」

 

唐突にひろ君ママがわたしに聞いてきた。

 

ひろ君ママは、いつも明るくてみんなの中心にいる。

でも、いわゆるボスママみたいにえらそうになんて絶対にしない。

 

隅にいるわたしのことを気にかけていつもやさしく話しかけてくれる。

わたしのあこがれのような人。

 

「えーとね、ゆりはカレッジに…」

 

 ブッ!!

 

ひろ君ママは紅茶をふき出して、あわててハンカチでそれを拭いた。

 

「ごっ、ごめんごめん。大丈夫。それより、あのカレッジに通ってるの?!」

 

ひろ君ママは目を丸くしてわたしに聞いた。

 

「うん。そうだよ。学習塾カレッジ。」

 

このときのひろ君ママの顔のまわりに、漫画のように効果音を文字でつけるなら「どひゃー」だなとわたしは心の中でクスっと笑った。

 

 

「ちょっと!みんな聞いてよ!ゆりちゃんカレッジに通ってるんだって!!」

 

ひろ君ママが、長いテーブルの端に座っているママたちにまで聞こえる声でさけんだ。

 

「ええええ!!すごい!よく入れたね!」

「うん、タイミングが良くて…」

 

「いいなー!いつから?いつから入ったの?!」

「えと…  1年生の初めから」

 

「先生イケメンてほんと?!」

「元ね…笑」

 

みんなの迫力におされながら、わたしは小声で答え続けた。

でもうれしい。

 

みんなの中心にわたしがいる。

 

女優の石原さとみ。

同じ「さとみ」なのにってひがんだこともあった。

でも、いまのわたしはたくさんの芸能レポーターに囲み取材されてる女優みたい!

 

みんなが子どもを入れたがってるけど入れない塾。

そんな塾にゆりは通えて、そしてどんどん成長していってる。

 

わたしは、だれもがうらやむ宝石を手に入れたみたいに幸せな気持ちになった。

 

 

「で、カレッジって実際どう?」

 

「うーん、下町ロケットにたとえるなら、カレッジは『佃製作所』かな。規模も知名度も『帝国重工』の足元にも及ばないけど、部分的な技術力・対応力は『帝国重工』を大きく上回ってるって感じ・・・」

 

・・・Σ( ゚Д゚)はっ!

 

舞い上がっていたわたしは、そう聞かれてついキャラを大きく逸脱して最近ドハマりしているドラマ『下町ロケット』を使った「たとえトーク」をしてしまった。

 

みんな、あっけにとられたように目と口をを大きくあけている。

 

でも、もうわたしは今までのわたしじゃない。

カレッジがわたしに勇気をくれたんだ。

 

みんなの注目を一身に浴びて、わたしは小声ではなく大きな声でこう言った。

 

 

 

「カレッジ、最高♡」

 

— — —

 

※こんな感じでやっていただけたら本望です。笑

 

( ゚Д゚)ドコガ控えめな自慢? 笑笑

 

 

それではまた。

 


 

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執筆者の紹介

西川 賢

西川 賢(Ken Nishikawa)

株式会社カレッジ代表取締役
学習塾カレッジ塾長

慶應義塾大学 通信課程 文学部 第1類在学中。
真面目なのかふざけているのか分からない、忖度ひかえめなピリ辛スパイスがちょっとくせになる「教科書が教えないリアル」は、塾長の優しさとおふざけと強い信念がつまったエッセイブログです。月に1回程度のアップでも、おかげさまで年間PV200万😊
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