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2018.10
ラーメン横綱で労をネギらうの巻
ちょっと前に「パクチー塾長会」に参加するまでは、僕は公然と「ベジタリアン」を自称していました。
あのときパクチーに出会っていなければ、僕はすべての野菜を愛する男として、そして食べ物の好き嫌いを言わない模範的な大人として、ここにその宣言ができていたと思います。
しかし、あの草を食べた野菜を食べたことにより、僕の中で人生初の苦手な野菜が誕生してしまったことは実に痛恨の極みです。
でもパクチーを恨むのはおカドちがいです。
僕自身の慢心と、パクチーを受け止めるキャパが不足していた味覚を恨んでいます。笑
脇役だけど主役より好きってことあるでしょ?
僕はネギが大好きです。
ネギは脇役ですが、でもお味噌汁もお豆腐もお鍋も、ネギが入っているのといないのとでは口の中に広がる世界が違います。
ネギのない世界は、西村まさ彦さん(今泉慎太郎巡査役)のいないドラマ「警部補・古畑任三郎」みたいなものです。
僕はラーメンも大好物なのですが、ラーメンにもネギが入っていますよね?
本来脇役であるネギですが、主役であるかのごとく、ネギが多ければ多いほど僕は幸せを感じます。
脇役が主役に・・・
それを可能にできるお店が、「ラーメン横綱」です。
秋の夜長に「ラーメン横綱」で労をネギらう重ね着の男。でも値段はネギらない。
先月来、僕はカレッジの新たな展開を考え、水面下で(たまに顔を出しながらw)動いてきました。
個人のFacebookでちょいちょいそんなようすをほのめかしていたので「2校舎目?」「移転?」「高校部?」「うちの近くはダメですよw」など、いろんなツッコミやけん制wを受けましたが、とぼけたお返事ばかりしていてすみません。
これからも仲良くしてください。( ;∀;)
この件にかぎったことではありませんが、こういう関係の仕事はゆっくり時間の取れる深夜に行うことが多いです。
するとお腹が減ります。
ネギが恋しくなります。
ネギが呼んでいる幻聴まで聞こえます。
出動です。
行きつけの「ラーメン横綱 安城店」へ。
注文するメニューは決まっているので、席に着く前に歩きながら注文をします。笑
「並と唐揚げ5個 おネギーします」
席に着くと、まずは愛すべきネギが目の前にやってきます。
ラベルの下の方には「※一度に大量に入れるとスープが冷めやすくなります。ご注意ください。」という注意が書かれています。
でも、僕には「※一度に大量に入れると猫舌のあなたも美味しく召し上がれます。ご賞味ください。」というメッセージに読めます。
しばらくすると、やってまいりました!
もう口の中は唾液があふれ出し、くちびる堤防を決壊してしまいそうです。
ちなみに、この唐揚げもぷりっぷりで、本当においしいです。
きっと鶏として生きていたころはピチピチギャルだったにちがいありません。
そして、いよいよネギを投入します。
容器にとじこめられていたネギたちをすべてラーメンの上に解放してあげるのです。
どどーん。
僕はこの麺もスープも見えなくなった状態のネギを「ネギの森」と呼んでいます。(=゚ω゚)ノ
「ネギの山」ではありません。
さすがの僕も、ネギをそのままムシャムシャ食べるのは困難です。
ここが「横綱」の神ってるところなのですが、横綱のラーメンとネギはこれ以上ないくらい相性が抜群なのです。
ああ、書いているだけでまた口の中が洪水です。(´艸`*)
何とかこらえて解説を続けます。
ネギを押さえつけてスープにつけます。
そして、スープのしみたネギをすくってシャキシャキ食べます。
このときはもう人類であることを忘れ、「昆虫に生まれてよかったー」という気分です。
(; ・`д・´)ハイ?
しばらくすると「ネギの森」を抜け、麺が現れます。
この時には、もうスープも飲みごろな温度になっています。
このあとは、普通にラーメンを堪能するもよし、ちょっと休憩してネギとの思い出を懐かしむもよしです。
でも、ネギのことをあまり思いすぎると僕のように思わず声が出てしまいます。
「すみません、ネギもらえますか?」
振り出しに戻る。笑
本当は、食べ放題だからと言って食べまくることに少し抵抗も感じます。
でも、僕がよほどネギが好きなんだなと気遣ってくれるのか、たまに店員さんから「ネギおかわりお持ちしましょうか?」と聞いてくれることがあります。
そんな温かい一言に、ますますラーメン横綱が好きになります。( *´艸`)
ネギにはたくさんの効能があるそうなので、食べ過ぎには注意して、これからの季節の風邪の予防にも努めていきたいと思います。
※ネギの効能:免疫力アップ・疲労回復・血液の循環を良くする・血糖値の上昇を抑える・動脈硬化の予防・神経の沈静化による不眠症の改善・ストレスの緩和・新陳代謝の活発化・骨粗しょう症の予防・視力の維持・抗菌 殺菌作用・体の酸化を防ぐなど。
なお、ネギにはダイエット効果もあるそうですが、残念ながら僕には効果がないみたいです。( ;∀;)
デザートはセブンイレブンの「金のワッフルコーン・ミルクバニラ」
ラーメン横綱で美味しい夜食をいただいたあとは、セブンイレブンに向かいます。
たくさんのネギを食べたので、さすがに口がちょっと表現しがたい違和感を抱えているので、それを緩和するのです。
「金のワッフルコーン ミルクバニラ」
このアイスとの出会いは衝撃的でした。
夏の暑い日に、僕は次女とアイスを買いにふらっとセブンイレブンに立ち寄りました。
「どれにする?」
「これー」
「じゃパパはこれにしようかな」
何の気なしにレジにそれを置くと、店員さんが会計をしてくれます。
「128円が1点~、300円が1点~。」
「Σ(; ・`д・´)たかっ!」
僕は人生で初めて、コンビニで読み上げられた値段を聞いて「高っ」と発声してしまいました。笑
しかもまあまあな音量で。恥
びっくりしました。
値段を確認して買わなかったのは事実ですが、まさかコンビニのアイスで「300円」もするとは思わないじゃないですか。
しかし、このあと、そんな恥ずかしさも高いと思ってしまった値段も、すべて忘れさせてくれる美味しさが口の中で溶けて満足へと変わっていくことになるのです。
ご覧ください。
決してチョコレート味を発売してはならない完璧なシルエットを。
クリームの密度がちがいます。
冷たいのに味はクリーミーで甘く温かいツンデレアイスは、ネギを食べまくって昆虫と化していた僕に人間である喜びを思い出させてくれます。
しかもすごいのはここからです。
これはもしかしたら気のせいかもしれないのですが、この金のワッフルコーンは、アイスがコーンエリアに突入するとその甘さを一層増して「美味しさのラストスパート」をかけてきます。
こうして僕は、労をネギらいまた明日も頑張ろうと、その1日を終えるのでした。
ネギを食べた後の口臭対策
ネギはたしかに口臭がきつくなります。
人と接する仕事である僕としては、それは致命的です。
少しの臭いであれば、歯磨きをして舌も洗浄することで臭いは消えますが、僕のあのネギの消費量ではその程度では消えません。
そこで、翌朝はこの子の出番です。
臭いはお腹から消さなければいけません。
だいたい出勤するまでの20分の間に全部食べ終わってにおい消滅です。
息さわやか!
いつもの臭くない西川先生の出来上がりです。
かわいい生徒たちに囲まれて、今日もまたがんばっちゃいます。( *´艸`)
それではまた。
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