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2016.06
夢のつまった最高のノート、自由帳。
朝の大雨がうそのように見事に晴れ上がった夕方。
4年生の男の子と女の子がいっしょにカレッジにやってきました。
いつもどおり教室の席取りをして、そのあと上達めざましいけん玉を披露してくれます。
そして、女の子が僕のところに一冊のノートを持ってきました。
自由帳。
想像と創造の世界
懐かしい。
僕も小学生のころ、いつも自由帳を持ち歩いていました。
勉強のノートとちがって、中は真っ白な無地のページが広がっていて、そこに、小腸のようなぐねぐねした迷路をかいたり、アニメのキャラクターをかいたりして遊んでいました。
自由帳は、自分の頭に浮かんだものを表現できるすばらしいアイテムでした。
女の子が中を開いて見せてくれます。
うおっ!
思わず声を上げてしまいました。
そこには、想像と創造の世界が広がっていたのです。
すごー
アイデアが商品として作り出され、値段とともに紹介されています。
しかも、ありそうでない空想の産物ばかり。
絵もとっても上手ですが、そのまわりにそえられた説明がまたおもしろい。
しゅくだいみはりロボ
僕がいちばん気に入ったのはこれ。( *´艸`)
「しゅくだいみはりロボ」
~おわるまでみはります!~
クリスマスに1人1台かならずおまけについてくる!
すててももどってくる!
すてたら、もっとこわくなる!
ただしむりょう!
かおはその人のお母さんの顔になる。
そして、とてもこわい顔をしてみはる。
子どもたちはきてほしくないと思うけど、今年のクリスマスになんときてしまう!
おもしろっ!( *´艸`)
クリスマスにもらえるプレゼントをかき始めたら、おそらくほとんどの子が自分のほしいものをかくと思います。
そこをあえて、親目線になり、子どもとしてはあまりうれしくないものをかくという目のつけどころの良さ。
そして、もらった子どもたちがしそうな「すてる」という行為を、「すててももどってくる」「すてたらもっとこわくなる」と先手をうって封じてあるのです。笑
子どもごころをだれよりも分かっている子どもだからこその発想だろう。
すべての原点「こんなのあったらいいな」
自由帳の中では、思い描いたものをなんだって実現することができます。
いま世の中に存在するほとんどのものは、「こんなのあったらいいな」という想像から生まれたのではないでしょうか。
いつか、彼女の商品が販売される日がくるかもしれません。
そんなときは、まず「しゅくだいみはりロボ」を学習塾カレッジで導入させてもらいます!!(‘ω’)ノ 笑
それではまた。
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