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2018.07
高校入試説明会2018開催、こだわりのパワーポイント一部公開。
現在カレッジの中学部の子たちは、愛教大附属岡崎中・甲山中・葵中・城北中の4中学いずれかに所属しています。
この4中学は、期末テストについては1学期も2学期も日程がほぼそろっています。
6月27日(水)に附属中の期末テストが終了したのを皮切りに、翌日に甲山中、6月29日(金)には葵中・城北中がテスト最終日を迎え、4中学すべての1学期期末テストが幕を閉じました。
中1の子たち。お疲れ様でした。
初めての実技の試験がどんなものか、どのように勉強したらよいのかはじめは戸惑っていたかもしれませんが、最終的に過去問を使ってリハーサルするところまでできたので、本番であわてることはなかったのではないかと思います。
中2の子たち。お疲れ様でした。
数学では連立方程式、理科では化学変化の計算問題など、今回の期末テストは重要単元てんこ盛りでした。ぼちぼち答案が返却された教科もあるかもしれませんね。
「完全ギブアップ問題」の失点よりも「分かっていたのに間違えた」失点をいかに防ぐかが今後もっとも意識していきたいことなので、テストの間違い分析は必ずしておきましょうね。
ひとまず、これをいったん区切りとして、息を抜くときはしっかり抜いておいてください。
そして、中3の子たち。お疲れ様でした。
1学期の評定にガッツリ影響するテストというプレッシャーの中、今回はカレッジテスト(定期テスト対策期間突入前に行われるテスト。学校副教材からおよそ課題にされるであろう範囲を指定して出題する)の段階から、全体的に過去最高の正解率を出してくれました。
それはもれなく課題が早期に完成することにつながり、テスト対策中は学校で配布されたプリントや過去問などで演習を繰り返していた子が多かったのが、とても期待を感じさせてくれました。結果が返ってくるのを楽しみにしています。
これから始まる受験勉強に備えて、いまはたっぷり遊んでおいてください・・・。
とは、ならない。
(どこかで見たような笑)
息抜きは必要です。
特に入試のような比較的長期にわたる耐久レースのようなものに挑む場合は、きちんとゴールするために、やみくもに走り続ければよいというものではなく、時にはエンジンを休めたりプランを練り直したりすることが不可欠なのです。
ですが、その息抜きが長すぎるとエンジンは冷え切ってしまい、また走り出すのにひどく時間がかかり、気づくと同じレースに出場しているライバルははるか先を疾走しているなんてことはよくあることです。
実際、2学期の中間テストは10月に行われるので、7、8、9、10…と指折り数えて「なーんだ余裕じゃん」なんてへらへらする子はたくさんいます。
迫りくる恐怖や危険に対して、あまりにも無頓着で楽観的なそのさまは、さながら「ホラー映画で最初に死ぬやつ」そのものです。苦笑
僕の使命は、そんな「上映開始15分で頭にオノが刺さってるやつ」を出さないこと。(゚Д゚)ノ
君たちが想像している以上に、2学期は忙しい。
今のこの時期を長すぎる息抜きで無駄にしたら絶対にいけない。
それを伝えるべく、4中学の期末テストが完了するその日、僕は中3の塾生とその保護者を対象に「高校入試説明会2018」を開催しました。
2018高校入試説明会開催
6月29日(金)午後8時30分
今年度のカレッジ中3生と、その保護者が全員そろいました。
昨年度、高校入試説明会の当日に何の前触れもなく突然訪れた体調の異変により、救急車で運ばれ1日延期になるというトラウマがあり、違う意味の緊張感と闘いながら準備を進めてきました。
僕は、授業プリントなどもそうですがそのとき最高と思えるものを作成しています。
去年の資料は、去年の段階では最高の資料でした。
でも、その最高は永遠ではありません。
実際に使用してみると、ここはもっとこうしたらよかったなとか、こういう資料を添付しておくとさらに話に説得力が持たせられたなとか必ず改善点が見つかります。
だから、授業プリントも保護者会の資料も毎年少しずつパワーアップしていきます。
今年は、全20ページにおよぶ資料となりました。
もちろん資料はパワーポイントに対応しています。
いくつかのパワポ画面を紹介しましょう。
公立高校入試が何でも得点を1.5倍すると勘違いしているケースは、同業者にも学校の先生の中にも存在します。
そうではないことをしっかり説明します。若い先生たちには、先輩や上司からの説明を鵜呑みにせず、自分で入試の実施要項を読んだりして勉強してほしいですね。
こちらも誤解の多いケースです。
「公立高校に提出する成績は中3の成績だけ」と思い込み、それを生徒に伝えています。
そうではないことを分かっていて、あえて新中3を鼓舞するために話すのと、本当に分かっていないで言っているのとでは大違いです。
推薦入試を受ける場合は、『推薦書』というものの提出があり、そこにはガッツリ中2の成績を記入する欄があるのです。
もちろん、「学力推薦」でなければ、この成績が大きく合否に影響するとは思えませんが。
愛知県の複合選抜制は初めての場合、少し難しいですので、まずは例を示し、その後「あなたが偏差値〇〇だったとします」を変えて、例題を出して親子で少しシュミレーションしてもらいました。
受験校作りの練習と、「偏差値が低いと選択肢がかなり少なくなり、偏差値が高ければいろんな高校を選べる」ということを体感してもらいます。
もちろん、偏差値だけが学校選びの基準ではありませんが、今回はシュミレーションのため、偏差値と距離(通学可能圏内)のみを判断材料に考えてもらいました。
パワーポイントやカラーの資料は、こうした色分けによって視覚的に非常に分かりやすくなるのがいいですね。
僕は自他ともに認める「凝り性」なので、BGMとかイラストキャラの動きとか細部にまで時間かけて作成しています。
公立志向の強い岡崎市において軽んじられがちな私立高校の入試情報も、偏差値・進学実績・部活動にいたるまで手厚く掲載しました。
完璧な資料を作ってそれに準じた説明をしていくと、それだけでも「来た甲斐があった」と感じてもらえるのかもしれません。
でも、僕の「欲しがりっぷり」はそれだけでは満足しないのです。
こういうの混ぜなきゃ。( *´艸`)笑
あやしげなBGMと共に、「ええええ~!」という驚きの声がそこかしこで聞こえる情報を伝えました。(*‘∀‘)
これぞLIVEならではの良さ。
受験生への思い
今年の中3生。
カレッジに中学部ができたのは、彼らが中1の冬でした。
最初2名だったこの学年も、翌6月に満席の10名となり、1名の退塾者もなく今年受験学年を迎えました。
前出のカレッジテストの結果や、対策期間中の頑張りなどを見ていると、その成長に思わずこみあげるものがあります。
何としても彼らの受験を成功に導きたい。
その「成功」は、ただの合否結果ではありません。
受験は、その目標を達成するための過程でたくさんのものを得ることができます。
それを得ることを「成功」と呼び、それを得るために必要なことは自分の受験にとにかく真剣であることです。
受験がその後の人生を決めてしまうものだとは思いませんが、それでも少なからず受験は人生に影響してくるものです。
だから僕は、自分の受験に真剣になれない人間は、自分の人生に真剣になれない人間だと思っています。
僕は、彼らにちゃんと自分に向き合ってもらいたい。
言い訳して自分をごまかすのではなく、まちがえることを恐れずに、自分とたたかい続けてほしい。
そのたたかいの始まりを宣言した「高校入試説明会2018」でした。
それではまた。
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