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エッセイ「教科書が教えないリアル」

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東大卒講師がカレッジに加入。商社を辞めて選んだ「本気の教育」──高校部もますます強化へ | 学習塾カレッジ塾長 エッセイブログ

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01

2025.11

東大卒講師がカレッジに加入。商社を辞めて選んだ「本気の教育」──高校部もますます強化へ

学習塾カレッジは、いま180名近い生徒が在籍しています。

 

 

学年別にみると、今年は中3生が過去最多数を占め、すなわち過去最多数の受験生が教室を緊張感と熱気で満たしています。

 



僕はずっと彼らに「中3の1、2学期の学校テストは“高校入試の一次試験”だ」と言い続けてきました。

 

 

その“一次試験”の最後の期末テストに向けて、授業はもちろん自習室でも活発に質問する姿が見られ、来春、満開の桜を咲かせる確かな根が深く張り始めているのを感じます。

 

 

 

 

その一方で、僕には「運営」についての懸念事項がありました。

 

 

今の中3生が、中2だったころからすでにたくさんの子たちが通ってくれていたため、「この子たちが高校生になったとき」の高校部大増員に備える必要があったのです。

 

 

カレッジの高校部(徹底個別)は、これまで鵜飼先生を中心に運営してきましたが、生徒たちからも「高校部も通います」という話をされることが多くなり、物理的に「この人数を支え切れるのか」という課題が、現実味を帯びてきました。

 

 

面接、模擬授業、面接、模擬授業、、、、

 

高校部の生徒増を見据えて、昨年から僕たちは採用活動を続けてきました。

 



他塾での指導歴豊富な方、高校の教員として長年勤めてきた方。ものすごく高学歴な方。何人も面接をして、模擬授業を拝見しました。

 

 



ですが、カレッジの採用基準を満たす方には、残念ながらなかなか巡りあうことができませんでした。

 

 

授業の技術だけではないのです。あまり具体的に述べることは控えたいと思いますが、まず、その人がカレッジの生徒たちに接している姿を想像して、生徒たちの笑顔が浮かばなければいけません。

 

 

カレッジは、授業の研修もがっちり実施していますので、授業スキルそのものは採用後に磨いていけます。しかし、対人スキルや人への向き合い方、与える印象は、性格や価値観にも根ざす部分が大きく、研修だけで修正するのは難しいのが現実です。

 

 

 

そしてもう一つ。

 

 

HPもブログも読まずに面接に来る人は、やさしく言えば「双方にとって時間の無駄」でした。

 

 

おそらく、人材派遣会社の紹介や、ハローワーク、求職サイトで「雇用条件が合った」からという理由で応募して来たのかもしれません。

 



でも、会社(塾)がどんな方針で、どんな教育を目指しているのか。そこに共感できるものがあるか、共に情熱を傾けられるかどうか――。その方向性が一致していなければ、仮に採用してもすぐに退職するのは目に見えています😅

 

 

 

まずい料理の店に行列はできない。

 

カレッジという小さな塾にこれほど多くの生徒が通ってくれている理由は、「講師に妥協しない」ことがその大きな要因の一つにあると考えています。

 

 

社員よりは採用基準を柔軟にしているアルバイト講師も、生徒に対しては社員もアルバイトも関係なく一人の「先生」です。だから、採用後の研修は授業デビューするまでにいくつものハードルを越えてもらう必要があり、長いと3か月近くクリアできずリタイアしていく人もいます。

 

 

つまり「学生講師」と言っても、カレッジにおいてはその関門をクリアしてきた講師陣なのです。よく耳にする「採用された即日から授業」みたいな、個別指導に偏見を生む原因にもなっている形態ではありません。

 

 

 

 

塾業界ではよく「いい授業だけしていれば生徒が集まるわけではない」と言われます。
 
 
確かにその通りです。学習環境の整備や情報の発信、相談への迅速な対応など様々なプラスアルファが必要でしょう。
 
 
しかし、「いい授業」は、飲食店でいう「美味しい料理」と同じではないでしょうか。まずい料理の店に行列や常連ができることは、絶対にないのです。

 

 

その美味しい料理を作る「料理人」が、僕を含めた「講師」です。

 

 

広告宣伝費よりも、人に投資する。それが、カレッジのこだわりです。こだわりが強すぎて、万年人手不足です😅が、講師に妥協はありません。そこをゆるめて質を落とすくらいなら、人手不足のほうがいいと思っています。

 

 

でも、「リミット」が刻一刻と迫ってきていました。

 

 

 

そして出会いは、突然に。

 

採用活動費をさらに増額する案が出始めた、猛暑の夏。

 



奇跡のような出会いが訪れました。

 

 

 

東京大学教育学部卒。

岩本大海(いわもと おおみ)、見参です。

 

 

(本人からのご挨拶)

 岩本大海です。竜美丘小、竜海中、岡崎学園高校、東京大学(教育学部)、商社を経て、この度カレッジの仲間になりました。

 

 私自身、大手塾ではなく、地域の個人塾や学校での素敵な恩師との出会いのおかげで学力を伸ばし、自分の可能性を広げることができました。

 

 「親心」として生徒に接し、「人間力」の成長を大切にするカレッジの理念に強く惹かれ、この場所で私も、生徒一人一人に勇気を与え、可能性の翼を大きく羽ばたかせるお手伝いがしたいと思い、カレッジの門を叩きました。

 

 「親しみやすく、共に戦ってくれる先生」を目指して精進していきたいと思います。生徒の皆さん、保護者の皆様、どうぞよろしくお願いします!

 

 

 

「リアルドラゴン桜」のような軌跡

 

本人挨拶文の経歴をご覧いただき、驚かれた方もいらっしゃることかと思います。

 

 

面接前の書類選考で「東京大学」という記載を目にしたとき、僕の心は以前ほど大きくは踊りませんでした。これまでに不採用となった方の中にも京都大学・大阪大学や早稲田大学などの高学歴な方は複数名いらっしゃったからです。

 

 

それらの方々は、頭が良すぎるがゆえに塾の先生には向いていないという、逆説的な問題がありました。

 

 

子どもたちに伝わる言葉で話せない、分からない子の気持ちが分からないといった、小中学生も通う塾の先生としては不向きとされる事象です。

 

 

しかし、岩本先生は、小中学時代において決して学年トップを駆け抜けてきたわけではないのです。勉強につまずいたことも、伸び悩んだことも、いわゆる「普通の子」と同じように経験しており、そこから圧倒的な努力の末に日本最高峰学府へとよじ登った経験を持っています。

 

 

岡崎学園(現在の人間環境大学附属岡崎)高校からの東京大学進学は、まさに「リアルドラゴン桜」として語り継がれる伝説です。

 

 

岩本先生は、すでに定期テスト対策授業や徹個、本科コースの個別演習を担当していますが、その説明を受けた生徒たちからの感想が物語るように、「わかりやすい」言葉を使うことができる人です。

 

 

 

商社を辞めて、カレッジへ。

 

もう一つの驚きは――

 

 

岩本先生が(実名は伏せますが)商社を辞めてカレッジを選んでくれたという事実です😲

 

 

塾業界は、東大卒のプロ講師は多くありません。(学生の間のアルバイトとしては家庭教師を含めて存在すると思います。)

 

 

自分のいる業界を卑下するわけではありませんが、東大卒であれば官庁やそれこそ商社をはじめとする大企業へ多くの人が就職するからです。

 

 

事実、岩本先生も商社へと就職されていました。

 

 

商社は、世界中の商品取引を仲介し、国や企業をまたいで動くスケールの大きなビジネスです。就職活動においても、大手総合商社は極めて狭き門。筆記試験はもちろん、日本語に限らない語学力や交渉力など、高いコミュニケーション能力が求められます。

 

 

その分、待遇も群を抜いており、凡人の僕から見れば、まさに「勝ち組」の集団です。

 

 

😲え?

 

 

なぜカレッジに??😅よいの…?

 

 

しかし岩本先生の答えは、静かで、それでいて強い信念に満ちていました。

 

 

学生時代に出会った恩師との時間。
机に向かって心を燃やした熱情的な日々。
あのときに感じた「人が人を変える」という原体験。

 

 

それらの記憶が、年月を経ても色褪せずに心の奥で灯り続けていたのだそうです。

 

 

そうした自身の経験から、やはり教育に携わる仕事がしたいと、商社以上に心を燃やす価値を感じたとのこと。そして、数ある学習塾の中から、自分の実現したい教育への方向性との一致をカレッジに見出してくれました。

 

 

感動です😭✨

 

 

この思いの強さは、カレッジの同志として、そして、生徒たちにとっても最高の出会いだと思えました。

 

 

 

高校部、新体制。

 

生徒たちの未来を共に切り拓く準備は、整いました。岩本先生、鵜飼先生のツートップを軸に、すでに高校部は動き出しています。

 

 

そして、岩本先生には、その能力を最大限生かして生徒たちの学力をさらに向上させてほしいと思い、中学部本科コースの文系科目を担当してもらう予定で準備を進めています。

 

 

カレッジの教務研修で最もきびしい一斉授業研修は、僕が担当しています。週4日、毎回伝えた課題を次の日にはクリアしているその背景には、出退勤前後の自己研鑽を重ねている姿が浮かび、胸が熱くなります。

 

 

みんなの前に立つときには、極上の一皿を提供できる「料理人」になっているはずです。期待していてくださいね。

 

 

 

 

それではまた。

 


 

 

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執筆者の紹介

西川 賢

西川 賢(Ken Nishikawa)

株式会社カレッジ代表取締役
学習塾カレッジ塾長

慶應義塾大学 通信課程 文学部 第1類在学中。
真面目なのかふざけているのか分からない、忖度ひかえめなピリ辛スパイスがちょっとくせになる「教科書が教えないリアル」は、塾長の優しさとおふざけと強い信念がつまったエッセイブログです。月に1回程度のアップでも、おかげさまで年間PV200万😊
毎日生徒と向き合っているからこそ生まれる「リアル」を、人間味たっぷりに綴ります。不定期更新なので、通知が受け取れるLINE登録がおすすめです。

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