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「勉強する理由が分からない」と言う子に伝える話 | 学習塾カレッジ塾長 エッセイブログ

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17

2022.04

「勉強する理由が分からない」と言う子に伝える話

お待たせしました。お待たせしすぎたかもしれません。

 

いつもブームを数クール後で満喫する西川です。笑

 

 

全裸監督』を見終わりました。

 

 

 

激動の人生に触れて、すっかり村西とおるさんのファンです。

 

 

僕の抱えている悩みなんて、ほんとにちっぽけなものだと思わせてくれるような波乱万丈な、実話に基づいたドラマで、アダルトビデオの監督とかいう偏見なしに、心からすごいと思えました。

 

 

中小企業の社長は「月月火水木金金」で生きている。

 

 

YouTubeで見つけた別の番組で、村西さんがこんなことを言っていました。

 

そちら様の方はね、週に2日くらい休みある。
中小企業はね、(休みが)週に2日もあると成り立たないんですよ。週に6日から7日働きたい。そういう現実の中で生きてるんです。

 

 

 

 

 

おっしゃるとおりと思いました。

 

 

でも、時代は従業員にその感覚を持たせることを許してくれません。

 

 

だから、うちみたいな小さい会社では自分でやるしかないのです。

 

 

最近は家に帰る時間ももったいなくて、会社(塾)に寝泊まりすることもあります。

 

寝落ちしてしまって目覚めた朝は、時間を損した気分になります。

 

家族と過ごした日は、夜から仕事を始めます。

 

 

多くの中小企業の社長がそうだと思いますが、「休日」という概念がありません。

 

 

起きている時間のすべてどころか寝ている時間の夢の中でも仕事をしています。

 

 

なんで人間は眠くなるんだろう、眠らないでも体調を崩さずにいられたらもっと仕事ができるのにと思っている人は多いと思います。(たぶんw)

 

 

戦時下だけではありません。

 

中小企業の社長にとって、「月月火水木金金」はいまでも続いているのです。

 

 

さて、あわれむような目で見たあなた。

 

こんなことを言っている僕はもちろんですが、おそらく多くの中小企業の社長さんたちは、これをまったく苦痛に感じていないと思いますよ。(強がりではなく)

 

 

 

【本当に幸せ?】仕事を制限する法律。

 

 

中途半端にやっているうちはその楽しさや魅力に気付けないと思います。

 

 

僕にとっては勉強もそうでした。

 

嫌々やっていた高校生までの自分は、勉強の意義も醍醐味もまったく感じることはできませんでした。

 

でも大学受験に際し浪人して、自分なりに死ぬほど勉強して、頭に新しい知識が増え、使ってなかった部分が使えるようになってきて、中途半端を抜けたとき、ようやくその価値の片鱗を垣間見られるようになりました。

 

 

 

だから、僕は幸せなんだろうなと思います。

 

 

自分で起業して経営者になったことで、労働基準法とか、働き方改革という名の「働かない改革」とかに制限を受けることなく思いっきり仕事ができ、その醍醐味を満喫できているからです。

 

 

制限を受けて仕事をさせられている人たちの多くは、その魅力に気づけないままなのかもしれません。(絶対じゃないだろうけど)

 

 

サラリーマンでありながら仕事の醍醐味に気付いている人は、その多くが「制限」を無視して(会社に怒られながら)職場でも家でもめちゃくちゃ仕事をしている人だと思います。

 

 

 

 

 

労働基準法の全てを否定するわけではないですが、労働時間や日数の制限が本当に人を幸せにしているのかどうかには、僕は疑問を感じます。

 

 

子どもに勉強のしすぎと制限をかける法律はないのに、大人には仕事に制限をかけて、はみだすと「ブラック」というレッテルを貼ります。

 

 

僕から言わせると、この「制限」こそがブラックで、人生の大半を過ごす「仕事」の時間を、嫌々とか〝やらされている″から抜けられずに、プライベートの合間の金稼ぎとしか思えない仕組みを生み出しているなら、これは国民を不幸にする法律です。(個人の感想です)

 

 

 

人生のゴールは80歳をこえたところ

 

 

村西とおるさんがTwitterでこんなことをつぶやいています。

 

人生のゴールは80歳を超えたところにしましょう。

カップヌードルは安藤百福さま61歳の時、

アンパンマンやなせたかしさまは69歳、

ココシャネルは71歳、

ケンタッキーのカーネルサンダースは62歳で圧力鍋1個を車に積んでスタート。

三浦雄一郎さまのエベレストは80歳。

諦めるには先が長すぎる

 

 

僕は今45歳です。

 

ようやく「ゴール」の半分がすぎて、ようやく自分で考えて、ようやくいろいろ動きだせるところにきました。

 

 

経営者は現場を退き経営に専念という話は耳にタコができるくらい聞きますが、今ひっこむつもりはありません。

 

 

今が一番動けるときだと思っているからです。

 

 

それでは会社はあまり大きくはなりませんよって言われるかもしれませんが、そういう常識がほんとうだったなあと振り返るのは80歳を超えてからにします。笑

 

 

今お世話になっている経営コンサルの先生は、70歳ですが僕より何倍も仕事をしています。ほんとにすごいです。

 

 

嫌でも足腰に支障をきたす時期がくるんだと思います。

 

それまで、がむしゃらに走り回る覚悟です。

 

 

 

「勉強する理由がわからない」という子に僕が話すこと。

 

 

勉強も危ない時期がありました。

 

ゆとり教育の時代です。

 

今は少しずつ勉強する方向に修正が進んでいますが、世の中のお父さんお母さん、決して「子どもたちがかわいそうだ」なんて思わないでください。

 

「勉強基本法」が作られたり、「勉強しない改革」が行われたりして、勉強が制限されることのほうがよっぽど子どもたちはかわいそうです。

 

 

それこそ、批判を覚悟で言えば、「ゆとり教育+働かない改革」の世代は、被害者のようにも思えます。

 

 

 

 

勉強はすればするほど幸せになります。

 

小中高の勉強は、具体的に「何かに使う」から行うのではなく、頭に知識を蓄積したり、それを材料に知恵として活用したり、自分という人間を構成していくための思考を固めていくトレーニングです。

 

 

最近は、子どもたちの「やりたくない」という主張を尊重する傾向にあり、「納得のいく説明」で子どもに伝えないと動き出さないと悩むお母さんが多くなりました。

 

 

勉強する理由を伝えるのは、むずかしいですよね。

 

そんなお母さんたちの依頼を受けたり、自分が接していてこの子は勉強したくないんだろうなと感じたりしたとき、僕はこんなふうに話しています。

 

 

今は勉強の価値がわからないかもしれない。

 

でも必ず勉強にはやっておくだけの価値がある。

 

その証拠に、

 

「もっと勉強しておけばよかった」って言う大人はいっぱいいるけど

 

「あんなに勉強しなければよかった」って言う大人には、

 

少なくとも僕は、ただの一人も会ったことがない。

 

つまり、だれもがやっておけばよかったと思えるものが勉強なんだよ。

 

 

 

 

抽象的でいいのです。

 

何がどこでどう役に立つかなんて、一人ひとり違うし、その子がどんなことに心の琴線がふれ、興味を持って伸ばしていくのかはわからないのですから、ズバリ言うことはできません。

 

大事なのは、勉強の価値をお父さんお母さんたちに再認識していただくことです。

 

勉強の価値を大人が感じていないと、子どもは勉強しません。

 

子どもの「勉強したくない」をスルーすることは、お子さんが数十年後に「もっと勉強しておけばよかった」という言葉を口にする要因になってしまいます。

 

 

お子さんの幸せを願うなら、お子さんの「やりたくない」に耳を傾けず、信じた勉強の価値を貫いてください。

 

 

 

それではまた。

 


 

 

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執筆者の紹介

西川 賢

西川 賢(Ken Nishikawa)

株式会社カレッジ代表取締役
学習塾カレッジ塾長

真面目なのかふざけているのか分からない、忖度ひかえめなピリ辛スパイスがちょっとくせになる「教科書が教えないリアル」は、塾長の優しさとおふざけと強い信念がつまったエッセイブログです。月に1回程度のアップでも、おかげさまで年間PV200万😊
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