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2016.05
テストの大小にかかわらず、テストは準備して臨むものという姿勢を養う。
来週の月曜日から、いよいよカレッジテストが始まる。
カレッジテストは、中学校でいう定期テスト(中間・期末テスト)の位置づけで行うものである。
カレッジには何種類かのテストがある。代表的なものが以下の2つ。
①TKテスト
②カレッジテスト
定着確認テスト:通称「TKテスト」
これは、前回週の授業内容、宿題内容などの定着を確認するテストで、不合格だと再テストを受けることになる。
ただ座っているだけでは、やはり授業を受けたことにはならないし、
宿題もただ書いてきただけでは、それは勉強というより作業でしかない。
授業を集中して聞いて「わかった!」となったとしても、もれなく「できる」ようになっているとは限らない。
あくまで「わかる」と「できる」は別物だ。
だから、授業の後のアフターフォローとして、カレッジには宿題があり、個別実力演習がある。
これらを使って実際にやってみて、「わかる」をより深め、できるようになったつもりを「できる」に変えていく。
TKテストは、その定着状況を確認するためのテストだ。
そして来週にせまった「カレッジテスト」
カレッジテストは、中学高校でいうところの定期テストにあたる。
TKテストで一度は定着を確認し、OKが出ているいくつかの単元も、時が経てばまた忘れてしまうこともある。
そこで、それまでに通過してきたいくつかの単元をあらためてテストすることによって、もう一度復習して、より強固な定着をはかる。
このカレッジテストは、ずっこけるとちょっとやっかいなことになる。
正答数/問題数で各教科ごとに達成度を算出し、その数値によってアフターが決まる。
合格!!
(到達度80%以上🎊)
まなびっクリニック
(到達度60%以上80%未満😞)
4時間以下の補習。
とことんまなんドック
(到達度60%未満💀)
8時間以下の半合宿補習。
できるまでまなぼオペ
(ドックでも定着しない場合に移行)
無制限。できるようになるまで。
当然、子どもたちにとっても4時間とか8時間は避けたいところだろうし、その地獄におちる前に、僕が何としても食い止めなければと思っている。
というわけで、今週、つまりカレッジテスト一週間前の宿題は普段よりも量が多い。
弱音を吐くなとは言わないが、けっして逃げ出さないでほしい。耐えて成長しよう!!
追伸
「実力テストはふだんの『実力』をはかるものだから勉強したらだめなんじゃないの?」などと友だちに語り、大いに痛い目にあい、後悔することになったのは、僕の中1の時の思い出。(恥)
「テストは勉強して臨むもの」という感覚をあたりまえのものにする訓練だと思って、歯をくいしばってがんばろう!!

西川 賢(Ken Nishikawa)
愛知県岡崎市の学習塾カレッジ塾長。
真面目なのかふざけているのか分からない "ちょっとくせになる"エッセイブログ 「教科書が教えないリアル」を不定期更新。
生徒に言われた「元イケメン先生」の「元」を取り払うべく絶賛減量中?
趣味:海釣り
行きつけの店:横綱ラーメン安城店
好きな女子アナ:田中みな実
いつの日か、本を出版したい。