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2019.04
入塾試験、速読、ICT、小4理科など、カレッジ8つの変化。
塾ブログフェス2019 in名古屋
4月21日(日)に塾ブログフェス2019に行ってきました。
塾ブログフェスは、去年から愛知塾長会(懇親会)の前に行われるようになった、日本中から多くの塾の先生が集まる塾人の一大イベントです。
前回のブログで紹介した書籍『勉強のキホン』の著者、國立先生が主催者となって名古屋で行われました。
会場に入ると、いきなりの個人的ミニサプライズがまっていました。
入り口で渡されたプログラムの表紙に僕がいたのです。(*^。^*)笑笑
ネームプレートのサンプルに抜擢されてました。(/ω\)ンマ-笑笑
取引先の青丸・赤丸はほんとうにサンプルとしてのマルなのですが、名前の下のツイッターアカウントはリアルガチwww
それにしても、アカウントを作ってみたのもつい最近で、それが自分だと告知した記憶もなく、世界中の膨大な「つぶやき」が交錯する喧騒の中で、※ひっそりと無言でたたずむこのマイナーなアカウントをよく見つけてくれました。
( *´艸`)サスガ
※ 僕は匿名でのコミュニケーションがどうも性に合わなくて、ツイッターではまったくしゃべりません。笑
その後の懇親会での記念写真です。
北は北海道から南は九州まで。80人を超えるたくさんの先生方。
いずれも各地域で剛腕を振るう教育に熱い塾長たち(だと思いますw)。
しかし、申し訳ない。(>_<)
そんなツワモノたちを抑え、僕は「ナンバーワン」を獲得してしまったのです。
何のナンバーワンかって?
僕を探してみてください。
右のほうです。(# ̄ー ̄#)ニヤリ
どう見ても「変な顔して写ってる人ナンバーワン」でしょ。笑
こんな感じで一次会でしっかり酔っぱらってしまった僕は、二次会で顔なじみの先生方や初対面の先生方を前に、あちこち席を移動しながらえらそうにこんなことをしゃべっていました。
僕たちは、未完成であることを恥じる必要なんてまったくない。
未完成だと思えるってことは、もっと進化させようという意志があるってことなんだから。
いやこうして言ったこと振りかえるとほんとえらそう。苦笑
先生方、申し訳ありませんでした。(>_<)
永遠に完成しない塾。
ウォルト・ディズニーは言いました。
「ディズニーランドは永遠に完成しない。この世界に想像力が残っている限り、成長し続ける。」
おい。
ウォルト。(-“-)ソッチデイウナ
かっこ良すぎるぞ。
カレッジもこうありたい。
開塾して4度目の春を迎えた学習塾カレッジ。
塾生の成長に天井などないのだから、カレッジもどこまでも成長し続けたい。
変えてはいけないものを見失わず、でも心のどこかで「停滞は衰退。リスクを恐れるな」と自らに鞭打ち、常にアンテナを張っていく。
その変化を進化と信じ、未完成であることを誇りに思いながら。
平成31年度、学習塾カレッジの大小さまざまな変化。
さて、カレッジの新年度は3月から始まっていましたので、1か月早く平成31年度がスタートしているのですが、今年も例年にもれず大小さまざまな変化がありました。
まず、小さな変化からご紹介します。
❶ 下駄箱からスリッパゾーンまでの歩行ルート作りました。(^O^)/
カレッジは玄関から下駄箱までのエントランスは土足OKなのですが、下駄箱から先の自習室と授業教室はスリッパに履き替えます。
これまで、ここで靴を脱いで下駄箱に入れたあと少しだけエントランスの土足エリアを歩き、スリッパをしまっている学年別のBOXまで歩いていたのですが、靴を脱いだ後も土足エリアを歩かずにカーペットエリアまで行けるルート(茶色マットゾーン)を作りました。
思ったよりきれいにできて満足です。(´艸`*)
❷ ONE PIECE(ワンピース)のフィギアが増えました。(^O^)/
先ほどの下駄箱写真の奥のほうにも、サンジとゾロがいましたが、カウボーイシリーズをコンプリートしてまして教室の奥でいつもボーッとしている子がいないか見張っています。(ゾロはナミのパンツを見張っている?今気づきましたw)
実は、王下七武海 海賊女帝のボア・ハンコックのフィギアもあるのですが、倉庫にしまってあります。
理由はこちら↓↓↓です。
セクシーすぎてここに置いておけません。笑笑
(;´・ω・)ほんと小っさい変化だな。汗
❸ カレッジポイントで交換できる景品が増えました。(^O^)/
カレッジの塾生証には、入退室のメール送信機能だけでなくポイント機能もついています。
カレッジにある「100点くじ」と「100点ガチャ」は、基本的にはテストで100点を取るとその答案の枚数によってくじやガチャができるのですが、ためたポイントを使ってくじやガチャをすることもできるのです。
また、5000ポイントためると500円分の図書カードと交換することもできます。
子どもたちを見ているとおもしろいです。
コツコツとポイントをため、ポイントがたまっていくことそのものに喜びを感じしている将来お金もばっちりためそうな子。(*^-^*)
少しポイントがたまると、まっさきにそれを使ってあっという間に所持ポイントがなくなる将来のお財布事情が少し心配な子。けど、僕もこのタイプだったなと思わず親近感を覚えちゃいます。( *´艸`)笑笑
こうして、小学部の子たちはじゃんじゃんポイントを活用するのですが、中学部の子たちは交換できる景品の対象年齢を超えているため、ほぼ何もせず卒業時に図書カードと交換するくらいのつかいみちとなっていたのです。
そこで、今年度は中学部の子たちも交換したいと思えるような文房具を数点用意しました。
それでは、だんだん大きな変化に移っていきます!
❹ 小4の授業科目に「理科」が加わりました。(^O^)/
昨年度まで、小4は「国語・算数・作文添削」を行っていましたが、今年度から「国語・算数・理科」に指導科目の変更を行いました。
小4で習う理科にも後の「回路」や「熱の伝導」につながるような重要単元がいくつか散りばめられており、なかなか小4の子たちには自学のみでの理解は難しいものもあります。
実際、いま小5になった子たちからも小4当時に理科の内容についての質問が多くあったことから、指導科目に加えることとしました。
社会は、学校では「岡崎市」など、地域のことを中心に行っているので対応する教材もありませんし、従来通り5年生からと判断しています。
➎ iPadを導入し、映像授業を見ながらの自習にも対応しました。(^O^)/ICT!!
みんなの速読で使用するので、iPadは必需品だったのですが、中学部の、特に英語や数学で学年をさかのぼった復習が必要な子もいることを感じていました。
しかしながら、指定ペースで現学年の内容も進めていかなければなりませんので、授業内でフォローしているものの「もっときちんとやり直してほしい」という気持ちがあったのです。
そこで、自習室でだれでも自由に使えるようにiPadをスタンバイすることにしました。
映像授業提供業者とも提携しており、単元別に非常に分かりやすく丁寧に説明してくれる動画を見ることができます。生徒たちには操作方法を説明してあります。
すでに複数の子たちが利用していますが、「すっごく分かりやすい(笑顔)」以外の感想を聞いたことがなく、導入してよかったと思っています。
自習室での復習だけでなく、授業でも「新単元」に入った学年などではまず映像授業を使用するなど、柔軟に有効利用しながら生徒たちの理解度を高めていきたいと思っています。
ただし、カレッジは映像教材を「補助」の一つとしてとらえる考え方は変わらないと思います。
人を介さず教育は成り立たないと(これについては変化の兆しゼロでw)確信しているからです。
❻ SRJ(日本速脳速読協会)「みんなの速読」週3回コース増設します!(^O^)/
今年のカレッジの大きな進化の一つは、日本速脳速読協会(SRJ)「みんなの速読」システムを導入したことです。
4月からスタートして、塾生・外部生の小2~高校生まですでに80名近くの受講者が毎日「眼筋」を鍛え脳に汗かき頑張っています。
(新小1はひらがなの読み書きがある程度スムーズにできるようになるまで受講希望を保留とさせていただいております。個人差がありますので、開始時期についてはご相談ください。)
カレッジでは「週2回コース」までで受付をしていたのですが、開始して数週間で(よほど楽しいのでしょうw)すでに受講者の保護者様から、「もっと回数を増やしたいと言っているんですが、週3回以上はできませんか?」という声もいただいています。
これについて、SRJの担当の方に相談したところ「週3回の受講でも問題ございません!」と回答をもらいました。
ただ、それ以上となるとマンネリ化やトレーニング自体が辛くなることでの伸び悩んでしまう可能性等を考慮しなければならないと、遠まわしに3回までかな…という言われ方もしましたので(苦笑)、カレッジでは最大3回/週とさせていただくことにしました。
また、みんなの速読受講から1か月経ってみて、5月から受講コマの変更を希望するお話も聞いています。
中には現在満席のコマから移動する子もいるため、満席のコマに空席ができることがあります。
現在満席のコマの受講を希望される場合は「空席待ち」の受付も可能です。(他のコマで受講しながらの空席待ちももちろん可能です。)お問い合わせください。
❼ 入塾に際し、小2以上では「入塾試験」を実施することにしました。
カレッジは、開塾当初小4以上で「入塾試験」を実施していました。
しかし、それは「自宅の住所を書く」だったり事前に範囲表を渡し、その中から漢字や計算を出題するというものでした。
実施の目的は、「これをテストするよ」と伝えたものを「きちんと勉強してくる子かどうか」という確認でありました。
この入塾試験は、内容的に容易であったことと、きちんと入塾試験に向けて勉強してくるご家庭がほとんどであったことから、いつしか行わなくなりました。
開業当初の塾生たちは、多くの子がまだ学習習慣がついておらず、宿題の分量も今より少なめでした。
その段階よりも「少し大変」というレベルを乗り越えさせることで、少しずつ分量やレベルを引き上げていったのです。
そして、今ではカレッジは「鬼のように宿題が出る塾」として、お母さんたちの中でちょっと有名になっているみたいです。(^_^;)
それは入塾の説明を聞きにきたお母さんたちから聞くのですが、小学部についてはそのうわさは紛れもなく事実です。
非受験の塾としては、おそらく市内の塾の中で最も宿題を出していますし、もっとも細かくチェックされる塾だと思います。
そのように宿題の量やレベルが高くなってきたのは、塾生のレベルが上がってきたからです。
レベルが上がった子たちの今の「少し大変」は、開業当初に出していた「少し大変」と比較すると「だいぶ大変」になっています。
カレッジが入塾試験を復活させたわけ。
カレッジには低学年のころから長期にわたって通う子が多くいます。
当然、入塾当初よりも学力も時間の使い方もパワーアップしています。
これにより、昨年度は途中入塾の子たちに大きな負担を与えてしまうケースが何件か発生しました。
もちろん彼、彼女なりに頑張ってくれていたと思います。
ただ、その子のキャパを超える宿題が出て、どうしても消化しきれないという事態が起きてしまったのです。
カレッジは、一斉と個別が融合したスタイルを取っていますが、小学部ではメインとなる授業は「学年別一斉授業」です。
授業でもテストでも、他の子たちとの解くスピードや正解率に差が出てしまい、居心地の悪さを感じさせてしまったかもしれません。
その状況をお母さんに伝え、個別指導がメインの塾への転塾をご提案するたびに、「入塾前に基礎学力の検査ができていればこのような、親子ともに悲しい思いをさせてしまうような状況を招かずに済んだのではないか」と感じていました。
カレッジはとても良い塾だと自負しています。また、カレッジに限らず素晴らしいと評判の塾はたくさんあります。
しかし、その塾のレベルがお子さんの学力や性格に合ったものでない場合、急激な背伸びを強いることとなり必ずしも乗り越えられる子ばかりとはいえない状況が生まれます。
そして、ぎりぎりまで悩んだ末に、入塾希望者のことを思えばこそ、しっかり入塾試験を行うことこそが責任ある受け入れ方であると判断し、4月からの小2以上の子には入塾試験を実施することといたしました。
※小1は同じスタートなので、入塾試験は行いません。
❽ ドリンクバーに別れを告げました。(T_T)
開塾以来、「塾っぽくない塾」を象徴するようにエントランスに君臨していたドリンクバー。
こちらのドリンク代はいただかず、休憩時間に一杯などの条件はあるものの基本的には飲み放題で子どもたちに最も愛されてきた設備の一つでした。
しかしながら、速読の加盟にかかる費用、iPadを大量導入するにあたっての費用などを捻出するにあたり、ドリンクバーの費用に目を向けざるを得ず・・・苦
これまでも、何度かドリンクバーの撤去は社内で検討されてきました。
でも「愛知県内の学習塾で唯一ドリンクバーを無償提供している塾」というコカ・コーラ社調べのお墨付きは、ささやかな自慢でしたし、子どもたちも本当に喜んでくれていました。
だから、何とか存続する方向で努力してきましたが、今回のさまざまな「進化」は、「生徒の学力アップ」のために必要な費用として非常に優先順位の高いものでした。
みんなごめん。
僕がもうちょっと上手にやりくりできていたら、残せたかもしれないのに。涙
「有料でもいいから!」と言ってくれた子たちもいて、すごくありがたかったけど、「お金払うのキミちゃうやん」て思ったし(笑)、やっぱり「ドリンクバー代」という請求は、、、我ながらちょっと難しいなって思っちゃいます。苦笑
またいつか、何か運用の工夫して、復活出来たらいいなって思ってます。
常に国民に寄り添い平和と幸福を祈ってくださった天皇陛下。
まもなく平成が終わり、令和の時代がやってきます。
各種メディアでも街中でもSNSでも、そこかしこで「平成最後の」が枕詞となって世間に新しい時代を待ちわびるムードが広がっているようです。
本来、元号の変更は天皇の崩御と時を同じくして行われるものですから、こうした空気は従来であればあり得なかったことかもしれませんが、今回は少し事情が異なります。
崩御の後に訪れるさまざまな国民生活への混乱を少しでも抑えたいという点も、今回陛下が望まれた「生前退位」の理由の一であったかと解釈しています。
結果として、このように「悲しみを伴わない元号の変更」を成し遂げられたのも、陛下のご希望あってのことと、そのお考えの深さにただただ畏まるしかありません。
災害の多かったこの平成の時代を、常に国民に寄り添い、平和と幸福を祈り、深く見守ってくださった陛下に、一日本国民として心から感謝を奏上いたします。
それではまた。
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西川 賢(Ken Nishikawa)
株式会社カレッジ代表取締役
学習塾カレッジ塾長
真面目なのかふざけているのか分からないちょっとくせになるエッセイブログ「教科書が教えないリアル」を不定期更新。生徒に言われた「元イケメン先生」の「元」を取り払うべく絶賛減量中。いつの日か、本を出版したい。