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エッセイ「教科書が教えないリアル」

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中学で学年1位をとった子の勉強方法を公開します! | 学習塾カレッジ塾長 エッセイブログ

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23

2018.10

中学で学年1位をとった子の勉強方法を公開します!

学習塾カレッジ中学部、初めての「学年1位」獲得!!

 

夕方、玄関の扉を開いて入ってきたのは、街を照らす茜色の光と、それ以上の輝きを放つ笑顔でした。

 

 

そのとき僕は奥の教室で小学部カレッジテストの試験監督をしていたのですが、彼の笑顔から僕はあることを察し、口の動きで彼に「でた?」と無音の問いかけをしました。

 

 

彼もまた無音でうなずきます。

 

 

音を使わずに交わしたこのやりとり。

 

 

それは2学期中間テストの「テスト個票」(個人成績票)についてでした。

 

 

 

彼の通う城北中学校は、カレッジに在籍する複数の中学校の中では最も早い日程で中間テストが実施されました。

 

 

当然、順位などが記載された成績個票も早く配布されることになります。

 

 

夏休みも頻繁に自習室に通い、定期テスト対策でも黙々と問題を解き続けた彼が好成績を出してくれる期待は大きくありました。

 

 

僕は小学生が集中して問題を解いているのを確認して、小走りに彼に歩み寄りました。

 

 

「鼓動」という言葉になぜ太鼓の「鼓」という字が使われているのか身をもって知らされるかのような強いドキドキを胸に響かせながら受け取った個票には…

5教科総合順位の欄に「1」の文字!!

 

 

きゃあぁああぁあぁああぁ!!

クラクラする!

息が切れる!

ハァ ハァ!

 

ああああ~~!!救心!救心!

 

 

処方。

 

 

落ち着きを取り戻した僕は、もう一度まじまじと個票を眺めました。

 

※今回の「1」位の部分以外は個人情報が出すぎてしまうので非公開とさせていただきます。

 

 

 

2016年に開塾した学習塾カレッジ。

 

 

中学部が開講したのはその年の冬。

 

 

こんなに早く「学年1位」をとってきてくれるとは!!

 

 

 

「感無量」ってこういうときに使うんだなと、またしても僕は言葉を実感によって学ばせてもらいました。

 

 

 

 

成績を伸ばす、正しい勉強方法をきちんと理解しているか。

 

僕はカレッジの子たちはもちろんのこと、地域の子、もっといえば全国の子どもたちに「学ぶ楽しさ」を知ってほしいと思っています。

 

 

そのためにはやはり正しい勉強方法を知る必要があります。

 

 

きちんと結果を出すために「必要なこと」を知らずにやっていても、ちっとも成果が出ないので楽しさどころか苦痛を感じてしまいます。

 

 

これは、先日の模試返却面談(小4以上)でお話したことですが、僕は勉強には3つのステップがあると思っています。

 

 

 

まずSTEP1ですが、これは「やる」ということです。

 

 

さすがに、やらなければ成果につながる可能性はゼロです。(; ・`д・´)

 

 

でもSTEP1「やる」だけでグングン成績が伸びるかと言ったらそんなことはありません。

 

 

そこで、STEP2です。

 

 

解いた問題をきちんとマル付けをします。(=゚ω゚)ノ

 

 

このSTEP2までを完了させると「今日の勉強終了!」と、テレビやゲームに向かって走り出す子の何と多いことか。(-“-)

 

 

たしかにこれが宿題であれば、解いてあって、マル付けもしてあって、十分に提出できる状態にあると言えます。

 

 

とくに叱られることもないでしょう。

 

 

でも、成績を上げるために本当に必要な勉強、最も重要なことはこのあとのSTEP3です。

 

 

間違えた問題をやり直し、覚えていなかった事柄を覚えなおし、理解していなかったところを質問などして解決し、もう一度解きなおすこと。

 

 

これなくして成績の向上などありえません。

 

 

これがなければ、できなかったところはできないままです。覚えていなかったこともそのままです。

 

 

単純に「できることが増えていない」のです。(>_<)

 

 

 

できることを増やしていかなければ、成績が伸びるはずはありません。

 

 

だから、とにかく自分がどこができていないのかを正確に把握し、きちんと間違い直しをすることが重要なのです。

 

 

模範解答をていねいに確認せず、まちがっているのに大きなマルがついている子もいます。

 

 

マル付けをしない、したけど直しもしない。ただ赤で模範解答を書き写しただけの子も。

 

 

 

宿題のチェックをしていると、たまに「マル付けするの忘れました」と言う子がいますが、

 

 

それらは、「どのようにしたら成績が上がるのか」を理解していない何よりの証拠です。

 

 

学年1位をとった子の勉強方法は、徹底した間違い直しだった。

 

実は、このブログを書くにあたりお母さんに許可を得るための連絡をしていたのですが、快く承諾をいただいたついでに1つお願いをしました。

 

 

彼の解いた問題集を数枚、写真で送っていただけませんか? という要望です。

 

 

数分後、お母さんからLINEが届きました。

 

 

 

お分かりいただけますでしょうか。

 

 

彼は、一度間違えた問題は、復習した後でふせんを貼って一度目の書き込みが見えないようにして、ふせんの上にもう一度解きます。

 

 

しかも、ふせんの色を、間違えた回数によって変えているのです。

 

 

ふせんを使うことで、前回どんな間違え方をしたのか記録が残ることもメリットの1つでしょう。

 

 

間違えた問題番号につけられた記号をご覧ください。

 

 

「☆」がついています。

 

 

彼にとって、間違えた問題は「✕」ではなく、自分を伸ばすための宝の「☆」なのです。

 

 

 

こんなことを言ったら、負けず嫌いの彼にはムッとされてしまうかもしれませんが、彼は塾での授業中に出した問題などではよく間違えます。

 

 

素直さゆえか、ひっかけ問題にも真正面からひっかかります。( *´艸`)w

 

 

 

でも、とにかく翌週には塾のワークも、先ほどの写真のようにたくさんのふせんで埋め尽くされ、何度も間違い直しをして来ているのです。

 

 

圧倒的で徹底的な間違い直しが、彼を学年1位の座に伸し上げたといっても過言ではないと思います。

 

 

教科によって、少々異なる勉強方法もありますが、今回は全体的な話として「成績を伸ばす勉強法」を紹介させていただきました。

 

 

伸び悩みを感じている子がいたら、ぜひ自分の勉強で不足していたものが何なのか、もっと徹底しなければいけなかったことが何なのかを考えてみてほしいと思います。

 

 

みんなで切磋琢磨して伸びていってほしいと思います。

 

 

学年1位を徹底解剖アンケートw

 

 

 

結果報告をしてくれたあと、自習室で勉強していた彼に、ちょっと時間をもらって「みんなの参考にさせてほしいから」と、アンケートに協力してもらいました。

 

 

1時間!!

 

 

これは日本中のお母さんがわが子と比較してため息をつく時間でしょうか。( *´艸`)笑

 

 

 

 

中学生といえば、スマホがほしくなる年頃じゃないですか。

 

 

でも彼は「別に」という回答です。スマホを抱きしめて離さないわが子と比較してすすり泣くお母さんの声が日本中から聞こえます。(*´Д`)

 

 

 

 

 

成績が優秀な子で、目標のない子は少ないと思います。

 

 

彼は当然のように目標を持っています。

 

 

実は、僕も驚いた衝撃のエピソードがあります。

 

 

今回の中間テストが終わったその日、彼はカレッジの教室にスッと現れました。

 

 

テストのやり直しをしに自習に来たのかな?と思ったのですが、彼の口から飛び出した言葉は衝撃そのものでした。

 

 

 

「先生、2学期の期末の実技の過去問と、去年の2学期期末の『範囲表』をコピーしてもらえませんか?」

 

 

衝撃強すぎです。

 

中間テストが終わったその日に、次の期末テストに向けて動き出す行動力。

 

 

昨年の期末テストの範囲表を参考に、どのくらいまで進むか見当をつける計画性。

 

 

明確で強固な目標なしには決して体が動かないことでしょう。

 

 

 

 

 

この回答が認めるように、彼はとても負けず嫌いです。

 

 

1学期の期末テストで悔しい結果となったことが、彼の中に火をつけたのでしょう。

 

 

そして、因縁の期末テストに向けて動き出しているのです。

 

 

勝つことよりも、勝ち続けることの方が難しい。

 

 

それを僕が言わなくても、彼はそれをすでに理解しているかのようでした。

 

 

 

でも、負けず嫌いが暴走して、ちょっと勢いつきすぎちゃうこともあるみたいです。

 

 

 

Σ(; ・`д・´)学校の宿題以外に4時間!!

 

 

これはすごい。さすがだ。学年1位をとる子はこれくらいの時間は勉強しているんですよというストーリーが僕の脳内で動き始めていたころ、お母さんから絶妙なタイミングでLINEが届きました。

 

 

(^O^)笑笑笑

 

 

 

でも彼は、本当に正直な子です。

 

 

基本的に真実しか語りません。

 

 

その証拠がこちらです。

 

 

 

 

ね?

 

 

( *´艸`)w

 

 

 

このアンケートで、彼がとっても素直で負けず嫌いな、伸びる素養のある子であることが分かりました。

 

 

ただ、卒業までに彼には勉強以外に僕がじっくり教えなければならない大切なことがあることも分かってしまいました。

 

 

 

 

じっくり補習を行いたいと思います。

 

 

笑笑笑

 

 

それではまた。

 


 

 

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執筆者の紹介

西川 賢

西川 賢(Ken Nishikawa)

株式会社カレッジ代表取締役
学習塾カレッジ塾長

真面目なのかふざけているのか分からない、忖度ひかえめなピリ辛スパイスがちょっとくせになる「教科書が教えないリアル」は、塾長の優しさとおふざけと強い信念がつまったエッセイブログです。月に1回程度のアップでも、おかげさまで年間PV200万😊
毎日生徒と向き合っているからこそ生まれる「リアル」を、人間味たっぷりに綴ります。不定期更新なので、通知が受け取れるLINE登録がおすすめです。〈時事問題は更新ごとにThreadsでお知らせしています。〉

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