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エッセイ「教科書が教えないリアル」

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3年前の今日 | エッセイ「教科書が教えないリアル」

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08

2017.11

3年前の今日

category: エッセイ

facebookを使い始めて、もう何年も経ちます。

使っている人は知っていると思いますが、個人のアカウントでは、「〇年前の今日」という数年前の同じ日に投稿した記事がそのアカウントの持ち主だけに表示されます。

facebookを思い出のアルバムのように使っている僕には、これがいちばん楽しみな機能です。

 

個人アカウント(ほぼアルバム状態)なだけに、わが子の写真やエピソードがたくさんでてくるのです。

小さい頃のエピソードなどを子どもたちと振り返って一緒に大笑い。

「もう一回読んで!」とせがまれて、何度繰り返しても大笑い。

とても幸せな時間をfacebookがくれます。

 

自分が記録したさまざまな感情が、あらためて僕を当時にタイムスリップさせてくれ、物思いにふけることがあります。

 

僕が記録したエピソードの中で、何度振り返っても読み終えた後にこみ上げるものがある記事が1つ。

自分の娘のことを綴った日記をこんなところで紹介するのは少し気が引けるし、いまや小学5年生となり現役のカレッジ塾生でもある彼女自身も恥ずかしいと思うかもしれませんが、今日、僕のfacebookに流れてきた「3年前の今日」を読んで、やはりこみ上げてきた気持ちが今の僕を止めることができずにいます。(*´Д`)ユルシテ

 

これは、うちの長女(いちおう本名ではなく「のかちゃん」という愛称のままに)が小学校2年生のときのお話です。

 

——

のかちゃんの通う小学校で、11月8日、マラソン大会がありました。

閉会式で、先生がおっしゃっていたお話がとても印象に残っています。

「最近はマラソン大会などをなくす学校も増えてきています。そんな話を聞くとみんなの中には『何で自分たちはマラソン大会なんてあるんだ』と思う子もいるかもしれません。でもうちでは続けています。マラソン大会には〝意味〟があると思っているから続けているんです」

 

去年。のかちゃんは、1年生のときのマラソン大会で46位(女子53人中)でした。ビリ7です。

あれあれ?と思いながらも、僕はそれほど悔しいとは感じていませんでした。

のかちゃんは運動が得意ではないかなと(もちろん本人には言いませんが)親ながらに感じていたからかもしれません。
また、運動以外の分野で何か頑張ってくれるものがあればいいかな、なんて心のどこかで思っていたのかもしれません。

 

しかし、当の本人はその結果が悔しくて悔しくてたまらなかったようです。

 

2年生になって「体育係」になったと家で聞いて驚きました。運動が少しでも得意になりたいという気持ちから体育係をやろうと決めたそうです。

 

夏が過ぎたころ、のかちゃんはマラソン大会に向けて練習を始めました。

近所を1000m、晴れている日は毎日真剣に走っていました。

走り終わる頃には、いつも苦しさで喘ぎ、泣きながらゴールしていました。

それでものかちゃんは一度もやめるとか嫌だとは言いませんでした。

泣きながらもずっと走り続けるのです。

 

タイムが伸び悩んでくると、近くに住んでいて毎朝一緒に通っているお友達を自分から練習に誘いました。

その子は去年、学年の女子で1位だった足の速い子です。その子に追いつこうと一生懸命走っていました。

 

やがて、「12位を目指す」んだと強気な言葉を口にするようにもなりました。

数字が半端な感じがするのは、12位までが表彰されるからだそうです。

 

苦しくても毎日毎日練習を続けている自分に自信がついてきたのかもしれません。

 

そして迎えた先日の試走。

この試走は、正直僕たち親の方が緊張していました。

もともとそれほど運動が得意な子ではないので、あれだけ必死に練習したことがほとんど成果につながらなかったとしたら、極端かもしれませんが「頑張ったっていいことなんかない」と、努力することの無意味さ(?)を感じてしまうような体験になりかねないと思ったのです。

 

ですが、それは杞憂に終わりました。

のかちゃんは「12位」でした。

あまりにもジャストミートな目標達成にこちらが驚いてしまいました。(笑)

 

そして、一緒に練習をしてくれたお友達やクラスの友達にものすごく温かい言葉をかけてもらえて、本当にこれまでの努力の成果を確信的自信として実感することができたと思います。

 

本番では「10位を目指す」と更新された目標が、あながち不可能ではないような気がして練習にも応援にも熱が入りました。

 

 

 

…しかし、こんな残酷なことがあっていいのかと思う出来事が起きてしまったのです。

マラソン大会前日の練習で、良いタイムを出し飛び跳ねて喜んでいたとき、のかちゃんは足をひねってしまいました。

あまりにも痛がるので病院に行くと「捻挫」だと診断されました。

 

 

「明日は全力では走れないかもしれないけど、完走したいって言ってる」とママから連絡がきたときは胸が締め付けられるような思いでした。

 

 

 

当日の朝、まだ少し足の痛みは残っているものの何とか走れそうだと言っていました。

 

そして本番。痛みをこらえ歯を食いしばり、のかちゃんは全力で走り出しました。

 

僕はのかちゃんに届くように、可能な限りコースの横を並走して大きな声で叫び応援しました。

はたから見たら、子どもに夢中になり過ぎるバカな親だと思われたかもしれません。

 

でも僕は、誰に何と思われようとかまわないと思いました。

 

「のかちゃん!最後!最後全力!!」

 

のかちゃんはうなずいて最後まで必死に、今までの努力がにじみ出るような走りを見せてくれました。

 

のかちゃんは、またしても目標通り見事に「10位」をとりました。

 

ファインダー越しに「10」と書かれた小さな紙を見せる達成感にあふれた表情や、表彰式で名前を呼ばれて嬉しそうに立つわが子の笑顔が目に焼き付いています。

 

 

 

閉会式で先生がおっしゃった「マラソン大会には〝意味〟があると思っているから続けてる」という言葉。

 

今回のマラソン大会で、「どんな苦手なことでも努力を継続すれば必ずできるようになる」ということを、のかちゃんは体験することができました。

7歳の段階で、これを学べたことはおそらく彼女の人生の大きな支えになるのではないでしょうか。

 

大きな〝意味〟のあるマラソン大会でした。

どんなことも、心の持ち方、取り組み方で大きな意味をもつようになることを、僕自身も学ばせていただきました。

 

のかちゃん、おめでとう!!

 

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